ネット決済サービス拡大プロミス、イプシロンと提携/フジサンケイ・ビジネスアイ(6月28日)
消費者金融大手のプロミスは27日、インターネット決済サービスで、オンライン販売の決済代行を手掛けるイプシロン(東京都渋谷区)と提携したことを明らかにした。プロミス子会社が提供しているカードなしにネット決済できるサービスを、3000以上の加盟店を持つイプシロンが採用。7月から同サービスを開始する。
プロミスが同事業で他社と提携するのは初めて。改正貸金業法の影響などで本業の消費者金融事業の経営環境が厳しさを増す中、他社との提携を拡大して多角化に弾みをつける。
イプシロンが7月に導入するのは、プロミス子会社「Doフィナンシャルサービス」が提供するネット決済サービス。利用限度額は最大30万円で、支払いが半年に1度のリボルビング(定額返済)方式で商品を購入できる。利用残高が2万円までは、手数料が無料になるのが特徴だ。
同サービスはこれまで、プロミス関連会社が手掛けるネットショッピングモールでの利用に限られていた。今回の提携でイプシロンの加盟店ネットワークでもサービスが受けられるようになる。
例えば、家具店や化粧品店といったイプシロンの加盟店サイトで商品を購入しようとした場合、クレジットカードやコンビニエンスストアでの支払いといった決済方法の中から、プロミス子会社が提供するネット決済サービスを画面上で選択。IDやパスワードなどを入力するだけで決済が完了する仕組みだ。
ネットオークションやネットショッピングなど電子商取引市場は拡大を続けている。ネット決済の規模は2007年度で1880億円だが、11年度には3000億円にまで膨らむとの予測もある。
ただ、商品を提供する企業にとっては、自前で決済システムを構築するには顧客情報管理やセキュリティー対策などで煩雑な作業が必要でコストが高くなるため、決済代行サービスを利用する場合が多い。
プロミスは、加盟店が負担する手数料を抑えるなどで、同社が提供するネット決済サービスの普及拡大を狙う。
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